Google Antigravityを入れた際や更新後に、コードエディターが出てこない。拡張機能も入れられない。チャットやエージェントの画面は動くのに、肝心の開発画面が見当たらない。
Antigravity 2.0以降、大きな仕様変更があり、IDEが別枠になりました。
結論から言うと、コードを書く用途なら Antigravity IDE を入れるのがおすすめです。通常の Antigravity 2.0 はAIエージェント管理寄りのアプリで、従来のVS Code系エディターとして使いたい場合は Antigravity IDE 側を選ぶ必要があります。
この記事では、Antigravity IDEとAntigravity 2.0の違い、両方のインストール手順、うまく入らない時の注意点をまとめます。
まず違いを確認する
現在のAntigravityは、大きく分けると次の2つがあります。
- Antigravity IDE: コードエディターとして使うアプリ。拡張機能を入れて開発したい人はこちら
- Antigravity 2.0: AIエージェントの管理やチャット用途に寄ったアプリ
コードを書く、プロジェクトを開く、拡張機能を入れる、VS Code系の開発環境として使う。こういう目的なら Antigravity IDE を選ぶのが無難です。
AIエージェントの管理やチャット中心で使いたいだけなら Antigravity 2.0 でも問題ありません。ただ、コードを書かないとしても拡張機能が入れられないため、ClaudecordやCodexと相乗りさせられない問題があります。基本的には Antigravity IDE がおすすめです。
こんな人はAntigravity IDEを入れる
次のどれかに当てはまるなら、Antigravity IDEを入れてください。
- Antigravityを起動してもコードエディターが表示されない
- チャット画面やエージェント画面だけが出てくる
- 拡張機能を入れる場所が見つからない
- プロジェクトを開いても、いつもの開発画面にならない
- アンインストールして再インストールしても状態が変わらない
「Antigravityを入れ直したのに直らない」という時は、通常版のAntigravity 2.0を何度も入れているだけかもしれません。コードエディターが必要なら、探すべき名前は Antigravity IDE です。
Antigravity IDEのインストール手順
1. 公式ダウンロードページを開く
まず公式ページを開きます。
https://antigravity.google/download
検索結果や古いリンクから入ると、目的の項目にたどり着きにくいことがあります。できるだけ公式ダウンロードページから確認してください。
2. ページ下部までスクロールする
ページ上部には通常のAntigravity 2.0のダウンロードが表示されることがあります。
コードエディターが欲しい場合は、ページの下の方までスクロールして Antigravity IDE を探します。ここが一番つまずきやすいところです。
3. Antigravity IDEを選んでダウンロードする
Antigravity IDE の項目から、自分のOSに合ったインストーラーをダウンロードします。
Windowsなら、ダウンロードしたインストーラーを実行して進めます。インストール中に PATHを通す、またはそれに近い項目が表示された場合は、チェックが入っていることを確認してください。
PATHが通っていると、ターミナルや外部ツールからAntigravity IDEを呼び出しやすくなります。開発用途で使うなら、ここは有効にしておくのがおすすめです。
4. 黒いグリッド背景のアイコンを起動する
インストール後、スタートメニューやアプリ一覧から Antigravity IDE を起動します。
見分ける時はアイコンを確認します。
- Antigravity 2.0: 白背景のロゴ
- Antigravity IDE: 黒いグリッド背景のロゴ
コードエディターとして使うなら、起動するのは黒いグリッド背景の Antigravity IDE です。
Antigravity 2.0のインストール手順
AIエージェント管理やチャット用途で通常版を使いたい場合は、Antigravity 2.0を入れます。
1. 公式ダウンロードページを開く
Antigravity 2.0を入れる場合も、まず公式ページを開きます。
https://antigravity.google/download
通常版はページ上部に表示されることがあります。コードエディターが必要な人はここでIDE側を選びますが、AIエージェント管理アプリとして使いたい場合は通常版のAntigravityを選びます。
2. 通常版Antigravityを選ぶ
ダウンロード項目の中から、Antigravity または通常版として表示されている項目を選びます。
ここで Antigravity IDE を選ぶとコードエディター版になります。通常版を使いたい場合は、白背景ロゴの Antigravity 2.0 側を選ぶ、という見分け方をしておくと迷いにくいです。
3. 自分のOSに合ったインストーラーをダウンロードする
Windows、macOS、Linuxなど、自分の環境に合ったインストーラーをダウンロードします。
Windowsの場合は、ダウンロードしたインストーラーを実行して案内に沿って進めます。通常版もターミナル連携や外部ツールとの連携を使う可能性があるため、インストール中に PATHを通す、またはそれに近い項目が表示された場合は、チェックが入っていることを確認してください。
4. Antigravity 2.0を起動する
インストールが終わったら、スタートメニューやアプリ一覧から Antigravity を起動します。
IDE版と間違えないように、白背景ロゴの通常版を開いているか確認してください。黒いグリッド背景のアイコンはAntigravity IDEです。
5. Googleアカウントでサインインする
起動後、Googleアカウントでサインインします。
サインイン後にチャットやエージェント管理画面が表示されれば、通常版Antigravity 2.0としてはセットアップ完了です。
こちらは、コードエディターや拡張機能を使うためのアプリではなく、AIエージェント側を使うためのアプリとして考えると分かりやすいです。
開発環境として使いたい人は、Antigravity 2.0だけで完結させようとせず、Antigravity IDEを入れてください。
どうしてもIDEが入らない時
私の環境では、Antigravity 2.0が入ったままだとAntigravity IDEをうまくインストールできませんでした。
同じようにうまくいかない場合は、先にAntigravity 2.0をアンインストールしてから、Antigravity IDEを入れ直すと通るかもしれません。
ただし、ここは注意してください。
Antigravityフォルダ内にコードファイルや作業中のプロジェクトを置いている場合は、アンインストール前に必ず別の場所へ退避してください。アンインストールや再インストールの過程で、意図せずファイルを失う可能性があります。
不安な場合は、次の順番で作業すると安全です。
- Antigravity関連フォルダ内にコードファイルがないか確認する
- 必要なファイルを別フォルダへ退避する
- Antigravity 2.0をアンインストールする
- PCを再起動する
- 公式ページからAntigravity IDEをダウンロードする
- インストール時にPATHのチェックを確認する
- Antigravity IDEを起動してサインインする
「どうしても入らない時の最終手段」くらいの位置づけですが、通常版とIDEの共存で詰まっている場合は試す価値があります。
ログインで止まる時
インストール後、ログイン画面で止まったように見えることがあるようです。
この場合、認証自体は通っているのに、画面遷移だけが固まっていることがあります。次を試してみてください。
- Antigravity IDEを完全に閉じる
- もう一度起動する
- まだ進まない場合は、数回再起動する
会話履歴やプロジェクト情報はGoogleアカウント側に紐づいているため、正しくサインインできれば復活する可能性があるとのことです。
まとめ
Antigravity 2.0以降でコードエディターや拡張機能が見つからない場合、アプリが壊れているのではなく、通常版のAntigravityを入れているだけかもしれません。
コードを書くなら、おすすめは Antigravity IDE です。
公式ダウンロードページでは通常版とIDEの両方があるので、開発用途なら Antigravity IDE を選びましょう。インストール時はPATHのチェックも確認しておくと安心です。